クーラーのコンプレッサーを新品に交換する。
この1502のクーラーについては、もともと「冷えない」という症状で昨年の夏にいろいろやった。
まず、システムを全部ばらした。
コンデンサー、電動ファン導入、エバポレーターケースの掃除、エキスパンションバルブのチェック、ホースの交換、レシーバードライヤーの交換、コンプレッサーのシャフトシール交換などなど・・・・
しかし、真空引きしてもガス漏れした。
その後、蛍光剤も投入した。
ガス漏れは劣化したバルブのムシが原因だった。
ガス漏れはしなくなったものの、こんどは、冷媒注入の段階で、システム圧力がおかしかった。
それは「コンプレッサーの圧縮不良」の数値を示していた。
そこで、今回、コンプレッサーを交換することにした。
アメリカでリビルトされた、デンソーの10P15E (冷媒R12用)
これはアメリカのeBayから購入したものだ。
適合を見ると、このコンプはFRポルシェの924や944に使われているものらしい。
この商品、電磁クラッチのベルトをかける部分形状がBMW1502のものと違う。
電磁クラッチを移植してやればいい。
ということで、電磁クラッチをバラシ中。
左がこのBMW1502に合うVリブドベルト用、右がeBayから購入したもの。
もともとこのコンプに適合するものなので、問題なく入れ替え完了!
次にホースの接続部を移植する。
ここはコンプオイルを塗った新しいOリングを入れる。
当然、バルブのムシも新しくする。
バルブのムシを組み込んだところ。
R12用コンプレッサーオイルを、旧コンプから出た分の量だけ入れた。さかずき1パイほどだった。
あとのオイルは、システム内にまわっているのだろう。
取付の前に、ゲージマニホールドの接続部と、ステーと干渉してしまうので、少々ステーを削っっておいた。
エンジンに取り付ける。
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