昨日抜いたMTオイル。
ひと晩置くと、銀色の金属粉がオイル受けに沈殿してました。
一般的には、シフトチェンジの際にギア回転を合わせる「シンクロリング」が先に摩耗していくとは思いますが・・・はたしてこれは・・・?
ドレン穴から指を突っ込んで触ってみると 底面にやはり金属粉が沈殿してますね
ギアボックスの中は掃除できないので
このままドレン穴を塞ぎます。
漏れてこないように シールテープ+ウルトラカッパー。
同じく75w-90もありますが、スコスコ入るというより 保護性能を優先し 硬めの80Wを選択。
BMW2002では デフオイルやステアリングギアボックスにも使えます。
この寒い時期はかたいオイルなので 湯煎して オイルを柔らかくします。
シャンプーの容器の手押しポンプでシコシコ入れていきます。
フィラープラグ穴から入れます。
湯煎したのでスコスコ入ってきます。
約1L入ります。
フレキシブルカメラでギアボックスの中をのぞいてみました。
MTオイルがギアを浸しています。
シフトフォーク部分。
真鍮色のものがシンクロリングです。
マルニには4個入っています。
シフトチェンジの際にガリっとギアがかじるようなかすかな感覚が出だしたら
このシンクロリングの内側(テーパー状になっている)が 摩耗していることが多いです。
昔乗っていたE30のMT車で そういう症状が出だしたので
ミッションを分解してシンクロ交換したことがあります。
マルニのシンクロリングはワロスで買えます。
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