エンジン分解07_メインベアリング
2007-10-27


禺画像]
さてクランクシャフトにかかります。
まずベアリングキャップと呼ばれるクランク軸(メインベアリング・クランクジャーナルという)を固定しているパーツを5つ外します。ナットを緩めて、慎重に外していくと、ついにクランクシャフトが取り外せます。重い〓〓

さてこのクランクシャフトの軸(ジャーナル)を固定するベアリングキャップにもプレーンベアリングが使われています。同様にブロック側にも。これをクランクシャフト・メインベアリングといい5個あります。別名親メタルとも言われています。
これを取り外して並べたのが下の画像。
1、2、3番のキャップ側の擦り減りが目立つね〓。メタルの地金が出ています。他はそうでもないかな。
ここのオイルクリアランスは0.030~0.068mmの範囲とのことで。
ここも全トッカエするトコロかな

3番のメインベアリングはちょっと他と形状が違っていますね。両側にツバのようなものがありますが、スラストベアリングですね。つまりクランクシャフトの長い方向のガタをなくすようになっているのでしょう。すり減れば、当然ガタも出てくる訳で、重要なパーツであります。

いやはや、親、子、揃ってメタルがこの状態ですからね、実にオーバーホールしがいがありますよ・・・。
次はシリンダー内壁のチェック。

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