今日も元気に走ってくれているスマートですが
2003年製ということで、もう12年が経っています。
やはりそれなりにくたびれているパーツはあるわけで・・・。
そのなかでも、ブレーキの要、ブレーキマスターシリンダー。
まぁ、特にいますぐ問題があるわけでもないのですが、
この際交換しておこうということで、イギリスの
PFSパーツからからパーツを買いました。
このパーツから4輪へ油圧が送られてブレーキが利くわけですが
このアルミ削りだしパーツの中身は、ゴムのシール類が入っていて、油圧を保持しています。
このシールがだめになる前に、交換というわけです。
通常は↓図のようなシールキットが消耗品として販売されているわけですが・・・
スマートにはこのようなリペアキットが販売されていない!!!
ということで、マスターシリンダーごと購入するということに。
ブレーキマスターシリンダーは車体下に取り付けられています。
ちょうど、運転席の真下です。
ブレーキマスターシリンダーからはブレーキパイプが接続されていますので
これらを外していきます。
取り外しの際に こぼれるブレーキフルードを顔に浴びないように!
フロントのブレーキキャリパーのOHずみ。敗れてたダストシールも交換しましたし。
ついでに、ブレーキホースも交換します。
12年経ってだいぶい硬化しており、小さなひびも見受けられました。
下図は交換後の画像。
ブレーキマスターシリンダーを交換したらエア抜きのために注射器を用意します。
フロントキャリパーのブリーダーにシリコンチューブの先端をセットし、
キャリパー側からどんどんブレーキフルードを注入していき、
ブレーキホースとマスターシリンダー内のエアを上へ上へ(リザーバーへ)と押し出していきます。
リザーバーが注入されたフルードでいっぱいになってこぼれないように、ときどきフルードをスポイトで吸い取ります。
注射器によるフルード注入は4輪から行います。
この作業のあと、通常のペダルを踏んでのは配管内のエア抜き作業を行います。
一人でエア抜きをするには、ワンウェイバルブが必要。にしやんは簡易的なものを作ってやってます。
4輪とも地道にエア抜き・・・。
ここでブレーキペダルに「踏み応え」が出てきてエアが抜け切ったらよし。
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