W202C200T ATF漏れ修理とATF交換
2016-06-04


W202(いや、ワゴンだからS202というべきか)は電子制御式の5速AT。
このATの呼び名は「766.2」と呼ばれている。
このATFもれの修理。

まずは現状。ATFパンにしたたりがみられる。
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このATFのしたたりが、走行中に後ろに飛んでマフラーを汚している。
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原因はここだ。
画像中央の丸い部分、電子ソケットのオイルシールがあまくなって、ここからじわじわもれる。
W202では 定番の現象らしい。
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修理前に、ATレベルゲージでATFの量が規定量あrかどうかをチェックする。
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先端はこのようになっている。
25度と80度での測定箇所がある。
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この部分からそっとゲージを差し込み、
ゲージの先端がオイルパン(?)の底にあたった箇所で引きぬく。
画像は当たったところで撮影している。ここでおよそ40cmほどあまる。
これはメルセデス製のほかの特殊車両にも多用途に使えるようにと、どうも長めに作ってあるらしい。
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エンジンをかけていない状態でこんな量。
正確なATF量を測るには、エンジンをかけた状態で測定しなければならないので
これは あてにならない。
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エンジンをかけてファストアイドルが納まってから測定してみた。
ATFはたぶん20度あたりだろう。量は25度測定域の最低ラインに油面がある。
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かなり少ないだろうと予想していたが、思ったよりは、もれていないようだ。


量も把握したのでエンジン停止。
ATFをATFパンから抜く。
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オイルパンを外した。
アルミ製のバルブホディ、楕円がたのATFフィルターが見える。
左隅のリンク機構みたいなのは、シフトレバーを動かしたときに動く箇所だろう。
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このW202にはトルクコンバーターにATFドレンプラグがあったので、そこからもATFを抜く。
2000年製からはドレンプラグはないらしい。
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オイルパン2.5L,トルコン2Lで 合計5.5Lほど抜けたATF。
沈殿カスとか、マーブル模様の鉄粉らしきものなどは見受けられなかった。
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