635CSI 冷却水にオイルが混ざってる
2025-03-29


これはオイルを下から抜いてみるしかない。


少し注意深く走らせる。
エンジンはいつものように一発始動。
走らせたら これまたいつものようにすこぶる調子が良く、トルクフルで加速も良い。
トップギアのオートマ4速の2000回転で100キロ近く出るから
シルキーシックスの脳髄とろける気持ち良さは健在。
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ATも全く問題なし。


暖まったところで ATFレベルをチェックする。
ATFに乳化した汚れは無いし、量も減っているわけではないので
ATFが冷却水に混ざったという線は、ないだろう。
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ちなみにATFは冷却する必要があり、
ラジエターの片側に縦状にATFク-ラーが入っている。
ここはATFオイルと冷却水が最も近いところである。
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となると ヘッドガスケットのほうで
オイルと冷却水の通路が繋がったか?

1990年式(88年以降)最終型635CSIのシリンダーヘッドの図。
一番下の丸い穴の開いた板みたいなのがヘッドガスケット。2番。
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ヘッドガスケットの写真。
水色が冷却水の通り道(ウォータージャケット)。黄色がオイルの通り道。
排気ガスから派手な水蒸気は出ていないのでシリンダー内に冷却水は漏れ出ていないと思うが。
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ヘッドガスケットの経年劣化で微細なクラックでも入って、水色と黄色が細い経路でつながり、油圧の高いオイルが水圧の低い冷却水側に出て行ったということなら、ヘッドガスケットの交換だけで治るが・・・


ワロスで売ってる最終型635のヘッドガスケットセット。3万円。
バルブステムシールやらなんやら、全部込み。
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これにヘッドボルト14本も加えねばならんし(あれは再利用できないので)、
この際、劣化したエキスパンションタンクも交換で
送料も含めて部品代で7万ぐらいかかるか。
ラジエターも交換したい、となると、プラス5万。(そろそろ交換時期やとは思うけどね〜)




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