308GTB整備3 シリンダーヘッドおろし
2011-10-05


さて続いてヘッドをおろします。
シリンダヘッドはボルトでなく、ブロックにスタッドがあるのでヘッドのほうは袋ナット(15ミリ六角)でした。
15ミリってあんまり使わないなぁ・・・
禺画像]

T師が15ミリディープソケットを持ってきてくれたところで二人で協力してヘッドをおろしました!
さて、どこが原因だ?
禺画像]
禺画像]
1〜3番シリンダをよく観察します。湿っている感じです。
水?オイル?
排気ガスは真っ白にならなかったというから水とは考えにくいが。
禺画像]
3と4ではあきらかに様子が違います。

禺画像]
すごい汚れというか、堆積物というか、生成物というか・・・オエェ

禺画像]
この傷は何だ?1〜4番にそろってこの傷がある。
このエンジン、前オーナーさんがオーバーホールしているそうで、
ハイコンプピストンとハイカムは入れてあるのです!
ヘッドも面研したと思われます。そのときのあやしい傷・・
最初はここから水が入ってきてるのかと思いましたが・・・
【後日、内燃機屋さんにこの傷を見てもらったところ、この傷は前にヘッドを降ろして面研したさいにバルブシートを引っ掛けて削ってしまったせいだろう、ということです。内燃機屋さんの言わんとすることは、それほどまでに、ヘッド面を削っってしまっているということでしょう。もうこれ以上は面研できないくらいに・・・】

禺画像]
こちらはブロック側。
ブロックもアルミです!!
ピストンの形状はモッコリのハイコンプ(ちなみに圧縮を測ったら12キロあったらしい・・高い!)に換えられてボアも広げてあるらしい。つまり前オーナーさんがいじくり倒して、調子悪くしたかで放り投げちゃった固体をT師がかなりお安く購入したらしい。ま〜本人は不調のフェラーリを治すつもりで買ったのでこういう苦労は見込んでいたのですが。

禺画像]
思ったよりカーボンは付着していません。周りのスキッシュエリアはきれいです。
このモッコリ感・・・・


禺画像]
さてヘッドに戻ります。
シロウトがあれやこれやと推測していてもだめなので、近所のベテランメカニックさんのK氏に外したヘッドを持ち込んで見てもらうことにしました。
T師のクルマで持ち込み〜〜
メカニックK氏いわく、これは水が入ってるんではなくて、オイルが入ってるのは明らか。
バルブを外してみてみないと解らんが、そのあたりが確実に怪しいとのプロの判断。
バルブステムからオイルが下がってきてるのでは?とにかくバルブ外してみて!とのこと。
お忙しいところ貴重なアドバイスありがとうございました!

禺画像]
帰って排気バルブを見て見るとオイルが・・・!! ↑

続きを読む

[フェラーリ308GTB 友達の車]

コメント(全2件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット