この車を引き受けて2年にちかづきつつあります。
レストアも終盤だが
引き渡した後に「エンジンかかんないんだけど」とか、ならないように
不安要素をひとつづつつぶしていきたいところ。
セルは回るがエンジンがかからないぞ…という状況になった時に疑うべきいくつかのパーツある。
なるべくその不安要素を取り除くべく、点火系や燃料系統のパーツを交換してきたが
これはまだ交換していなかった。
燃料バルブ。
エンジンの負圧でバルブが開いてキャブに通ずるガソリン経路を開く機能を持つ。
中にはダイアフラムの膜があるが こいつが破れたらキャブにガソリンがいかずおしまいである。
半世紀も無交換なので このさいパーツが出るうちに交換した。
ワロスで15000円。
Only 2002A との記載があるが、SOLEX DIATA 2バレルキャブ搭載のマニュアルの角テール2002にも装着されている。
バキュームホースも交換したし キャブに燃料がいかないぞ〜って問題はこれでないだろう。
あとは燃料ポンプだが予備があるから大丈夫だろう。
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2つめに、ATのマルニで「キーをひねってもスターターが回らないじゃないか!」という状況に陥った時にチェックするのがここ。
ATに刺さっている シフトポジションスイッチ兼リバースライトスイッチ。
スイッチは6番のパーツ。 6番のワッシャ―とともに交換する
4端子あって、それぞれ15番端子が2つ、50番端子が2つある。
ATのセレクタレバーのシフト位置によってこのスイッチが内部の機構で押されて 接点をつないだり離したりする。
バックの時に後退灯を点灯させたり(15番端子どうしがつながったとき点灯)
PかNに入っているときにのみスターターを回せるようにするスイッチだ
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