BMW2002A ディストリビュータのメンテ その2
2023-02-12


デスビをエンジンに取り付けます。

禺画像]

この穴に 差し込みます
禺画像]

ハウジングの下、きれいにしとこう^ー^
禺画像]

まずエンジンのTDC出しをします。
Top Dead Centerのことで
シリンダー1番を 圧縮上死点の位置にすることです。(4サイクルエンジンの圧縮排気工程参照)
クランクプーリーを 車の正面から見て計回りにチェーンバイスで回して TDCを出します。

TDCはエンジンのフロント、この方向でクランクプーリーを見る ライトがないとみえにくい
禺画像]

矢印の先あたりにあるTDCの突起と クランクプーリーのTDCマークを合わせる
禺画像]

この位置にあっても、圧縮上死点と 排気上死点のどちらかがありますから 注意してください。
デスビを外すときにもTDC出をしますが ローターの先がデスビbodyのキリカキの方向を向いています。(ローターの先が若干左側にあるはずです BTDC )
禺画像]


デスビをこのように持って ローターの先をデスビbodyのキリカキ線の一つ「右側」に合わせます
禺画像]

禺画像]



そのままヘッドにシャフトシールのところまで差し込んで ここからさらに20mmほど押し込むのですが
シャフトシールにはオイルを指しておく。
禺画像]


新品のシールなので抵抗があり やや押し込みにくいので
デスビBodyに木端(モクバ)をあててコンと打って入れていきました。
禺画像]


デスビの先っちょの歯車が カムシャフトの歯車と かみ合うのを手ごたえで感じたら
ローターの先の位置を再確認の上、デスビを下に押し込みます。
スコン!

続きを読む

[BMW2002Automatic レストア依頼の車]
[BMW2002_エンジン]
[BMW2002_イグニッション点火系]
[BMW2002_電装関係]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット