先端の真鍮は叩き出しの衝撃で ロッカーシャフト側のかたちに沿って変形しています。
ロッカーシャフトは変形させたくないからね。
ロッカーシャフトはただの棒ではなくて、中が空洞になっていてオイルの通路になっているのです。
排気側も同様にロッカーアームを抜きながら シャフトを叩き出せました。
あとはバルブだけとなったBMW2002tiiのシリンダーヘッド
おっと スパークプラグを外すのを忘れていた
割と新しめに見えるね・・・
燃焼具合にばらつきがあるね〜 3,4番のカーボンが特にひどい。
終いには プラグの電極がカーボンでつながってしまい エンジンかからなくなるぞ。
ガソリンの混合気が濃いというだけでこんなにもなるものだろうか?
バルブステムシールの劣化でオイル下がりしていた可能性も捨てきれないな〜〜
またはオイル上がりかも?
はたまたインジェクション機構の調整が悪くて常に濃すぎる混合気が送られていたか?
ヘッド側はこんなだものね〜 マックロケ。
こんなにカーボン堆積したヘッドは 初めて見た。
排気バルブは いつもこんな風に 表面に硬〜いカスがこびりついているんだよね。
排気側は高温の燃焼ガスが吹き抜けるから、何かの成分が焼きついていくんだろうね。
スクレーパーやカッターなんかじゃ歯が立たないので
超硬ビットをつけたリューターで バルブに焼き付いたカスだけを慎重に削り取る。
その後、サンドペーパー#120で手磨きすれば それなりにきれいになった。
セコメントをする